プラスチック製のストレーナーを使っていませんか?
プラスチック製のストレーナーは詰まりやすく高頻度のメンテナンスが必要でしたが、100均で解決に至る方法がありました。
排水溝が詰まる原因
排水溝のストレーナーが詰まる原因の一つは油汚れです。油は冷たくなると固まる性質がありますし、水と油が混ざって乳化する場合もあります。
これらが固まり、はてはこれをベースに細菌が繁殖することで、バイオフィルム(細菌叢)ができることによってヌルヌルの膜が発生し、さらに目詰まりの原因となってしまいます。
目詰まりしやすい材質
私のキッチン排水口のストレーナーはプラスチック製です。軽くて熱にも強く、酸や塩基にも反応しないとっても丈夫な素材です。
加工も簡単、大量生産も容易、そしてコストもかからないと三拍子揃った優秀な素材であり、その理由から標準としてついてきたものだと思いますが、プラスチックは親油性が高く(油がくっつきやすい)その上細菌も繁殖しやすいため、しょっちゅう目詰まりしてしまうため週一での洗浄が必要でした。
ストレーナーの目詰まりを解決する方法
ストレーナーの目詰まりを解決する方法として、簡単かつ有効な方法が次亜塩素酸希釈液に漬け込むことです。次亜塩素酸希釈液といってもピンとこないですが、これはキッチンハイターを代表とする塩素系漂白剤のことです。
塩素系漂白剤は強いアルカリ性によって油分を溶かしと次亜塩素酸の殺菌力によってバイオフィルムのもとを殺し、目詰まりを解消してくれます。
塩素系漂白剤をつける容器はタライでもいいですが、ストレーナーの入るサイズのジップロックを用意して空気を抜いて一晩置く方法もあります。
私はもっぱらこの方法を使っています。
ジップロックはキッチンの救世主(メシア)であります!!
目詰まりしにくい材質のストレーナー
金属系は細菌がつきにくく、プラスチック製と比べ親油性が低いため目詰まりがしにくい特徴があります。加えて、銅で作られたストレーナーは溶出する銅イオンのおかげで細菌繁殖を防ぐ効果があります。
これは切り花を生ける花瓶に10円を入れておくと、切り口が傷まず長く切り花を楽しむことができるうえ、水が臭わなくなるのも銅イオン効果により雑菌繁殖が抑制されているためなんですね。
しかし、殺菌効果を有する銅もひとつ問題があり銅製ストレーナーは価格が高く、籠常に作られているものは繊維質のゴミが引っかかりやすく取りづらいという大きなデメリットがあります。
また、いずれは古びた10円のようにくすんできてしまうと銅イオン溶出スピードが緩やかになり雑菌繁殖効果が弱ってきてしまいます。
つまり、目覚ましい効果があるのは最初だけなんですよね。。。
ゴミが引っかかりにくいストレーナー
かご状ではなくパンチメタル製ならば繊維質のゴミが引っかかりにくく、洗浄も容易です。パンチメタルというのは鉄板に穴を開ける方式のものでかごと違って折り重なっていないため、隙間にゴミが入りにくいのです。
ということは材質が銅でなくても金属製かつパンチメタルのストレーナーならば効果がありそうですよね。
ただし金属系ともなるとコストに跳ね上がってきてしまいます。
そんな私に救世主として現れたのが100均製ストレーナーです。
セリアの排水溝ストレーナーコーナーにはちょうどパンチメタル式の少々安っぽいピンクのプラスチックの取っ手がついたストレーナーが売られていました。
まあ100円であれば失敗してもそれほどダメージはないだろうと思い購入に至りました。
百均ストレーナーの実力
実際に使ってみると、プラスチックのものと比べてつまりにくさは雲泥の差です。プラスチック製では1週間で目詰まりを起こしていましたが、100均のストレーナーは金属のためか、菌が原因のヌルヌルがつきにくくだいぶ長持ちします。
そして、油汚れがついたとしても落とすのが簡単です。
早くこれにすればよかったなと悔やむに悔やみきれません。
もしプラスチックの排水溝を受けつまりストレーナーを使っていてつまりに悩んでいる人はセリアの100均でパンチメタル式のストレーナーを購入することをお勧めします。
ただしメンテナンスフリーで詰まり防止機能がついでいるわけでないですよ。
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