ヤマトヌマエビとミナミヌマエビ
ヤマトヌマエビとミナミヌマエビを比較すると、ヤマトは体長が4~5cmと大型であるのに対してミナミヌマエビは2~3cmと小型です。このことからもヤマトヌマエビの苔をむしる力、食べる量ともにミナミヌマエビでは全く歯がたたないのだと思っていました。
しかし、小型なら小型ならではのよさもあります。
柔らかい水草の掃除
例えばヤマトヌマエビでは大きすぎて登れない柔らかい水草など、例えばパールグラスの葉部分に生えた緑藻なんかもミナミヌマエビはきれいに掃除してくれます。数で勝負
ミナミヌマエビは淡水で繁殖可能です。生まれた状態ですでにエビの格好をしているので魚に食べられないような隠れ家、例えばパールグラスの茂みであったりウィローモスの塊であったりそういったものがあれば意外と混泳水槽でも繁殖することが可能です。
しかし、魚に見つかるとどうしても食べられる個体がでてきますので、混泳を選んだ場合にはわらわらと大繁殖・・までは狙えそうにないでしょう。
時間をかければ硬いコケも食べる
枝状に生える硬そうな苔も意外や意外、時間を掛けるときれいに食べてくれました。ただ、刷毛上の紅藻はよほど硬いのか、それともむしりにくいのかわかりませんがこればっかりは小さくてもなかなか食べてくれません。
酢や熱湯で処理するとすぐに食べてくれるのを見ると、紅藻類はやはり固くて食べにくいんでしょうね。
謎のバリエーション
ミナミヌマエビはなぜか黒っぽい個体が現れたり白い筋が入ったりと個性が出てきます。環境によって色んな色になるようなので、飼っていて楽しい個体ですよね。
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