アクアリウム:水槽にハイポネックスリキダスを添加して水草元気に

ハイポネックス活力液(ハイグレードじゃないほう)を水槽に添加してからの経過日記です。
ハイポネックスリキダス


ハイポネックス活力液(リキダス)の成分

ハイポネックスリキダスには以下の成分が含まれています。
  1. フルボ酸:腐植酸の一種
  2. コリン:根の成長を助ける成分
  3. アミノ酸:植物への吸収に加えて土壌の微生物の栄養源にも
  4. 微量要素:鉄分、カルシウム、亜鉛、モリブデンなど
コリンが含まれているのでロゼットタイプの水草の根張を促進させれば全体の成長を促すことに期待できそうです。
しかし、カルシウムや鉄分も含まれているので、南米系の水草を植えている場合には硬度を高くしてしまい、苦手な水質にしてしまう可能性も考えられます。

投与方法と添加量

百均のシリンジを使い、毎日2mlずつ添加しています。
微量添加の場合には太いシリンジではなく細いシリンジのほうが測りやすく扱いやすいです。

水草の変化

添加後2日目で水草に若干の変化が見られました。
特にウィローモスの先端からは、今まで見られなかった淡い緑色の新芽が伸び始めているのが確認できました。

テトラフローラプライドの添加時は確認できなかったので、コリンや腐植酸、またカルシウムイオンが入ったことでカリウムとのバランスがとれ成長を促してくれた可能性があります。

コケの成長抑制

黒ひげゴケの成長もが若干弱まった感じがします。
でも、ピグミーチェーンサジタリアは黒ごけで覆われ、追い討ちでスポット緑コケがついています。

ネサエアにも黒ひげ。そしてアヌビアス・ナナには、ふさふさ緑藻らしきものがついています。

懸念していたとおり添加しすぎると硬度を上げてしまい水質バランスを崩してしまう可能性があります。

また、水質と水草成長に関してカリウムと硬度のバランスについて考察した記事も書いています。

関連記事:アクアリウム:水草が成長しない原因考察「カリウム過多」

代用品

液肥は基本高いです。
とはいえアミノ酸やフルボ酸を含んでいる製品は珍しいですし、水槽への添加も効果が確認できたものでもあります。


フルボ酸などは不要で硬度を上げたいだけであればミリオンのほうが緩効性ではありますが、コストパフォーマンスも相まって肥料としては優秀ですね。

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