ニュースから読むダイエットの成功と失敗、たどり着いた真実は…

Yahoo Newsで流れるダイエット記事。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000004-withnews-sci&p=2
ちゃんと成功に導いたことについて考察されていましたが、殆どが基本的なことのみで構成されていました。

ダイエットの記事は多数あれど、ほとんどが○○には劇的なダイエット効果!という記事ばかり、信憑性も薄く試す気にもならない。

もしも、「ラーメン毎日食って減量成功!美ボディはラーメン二郎から!!」なんて記事のほうが見応えがあると思うこの頃です。
しかし、ダイエットの本当の意味は「美のための食制限」なわけですから好きなもんをたらふく食べてるくせに痩身を目指そうという考えがそもそもの間違いです。

まずはデブがどれだけ怖いのか、そしてどうすればダイエットを続けられるのかを調べながら記事を作成します。


さておき、ダイエットが必要な状態とはなんでしょうか。
健康・美容、どちらにしても「肥満」という状態になっているからダイエットが必要であるといえますよね。
じゃあその肥満って具体的にはどういう状態から?と聞かれると実際わかってる人は少ないんじゃないかなと思います。

それでは、数値としての肥満から調べてみました。

高度肥満

デブの正確な名称を高度肥満というようです。
そして「肥満」とは、脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態を指す!
知っとるわボケ!!

と言いたいところですが、まぁ落ち着いて。

具体的には体格指数であるBMI25以上はデブだそうです。
BMI計算なんて今やダイエットアプリでもウェブでも簡単にできますが計算式はこちら。
Body Mass Index:体格指数」=(体重(kg)/身長(m)/身長値(m))

あくまでこれは普通の人にだけ当てはまります。
超アスリートのマッチョや野山を駆け巡ってる野人、ゴリラにも当てはまりません。

肥満の恐怖

さて、肥満の恐怖の一つ!
「見た目が悪い」ことにつきます!

こんなのは周知の事実ですよね。
見た目が悪いということはより突き詰めると、突き出た腹たるんだ顎揺れる二の腕野郎なのに揺れる胸
そして脂肪に包まれてるもんだから体の熱が全然逃げないサウナスーツ状態となり、無駄にかつ多量にかく汗
服も似合わなくなりまさに「醜い」状態です。

ほんっと、肥満にいいこと一つもなし

しかし、見た目だけでなく統計的に肥満は病気になりやすいということが昔からよくわかっています。
それではデブがかかる病気の代表格について調べてみました。

糖尿病

おしっこが甘くなる病気です!
間違いではないですが、正確に覚えることにしましょう。

肥満の状態が続くとインスリンがでなくなり体がブドウ糖だらけになる状態で、本来尿からは多量に出ないはずのブドウ糖がでてしまう状態のことを指します。

だから糖尿病っていうんですよね。

これにかかると心臓病、腎不全、足が腐るなど合併症の原因になるとのこと。
はたまた昏睡状態などの意識障害も・・・
基本的には治療不可、インスリンを外から投与して症状を抑えるほかなく上記のような重篤な症状の呼び水になる、デブがかかりやすく世界で一番人を殺すのに寄与している恐ろしい病気と言えます。

高血圧

これは血圧が恒常的に高くなる状態です。
上が120、下が80未満が理想的で、140を超すと高血圧ということになります。

これが続くと常に血管が膨らんだ状態になります。

風船だって思い切り膨らませたままおいておけばもとに戻らなくなりますよね。

それは血管も一緒で、膨らんだ状態が恒常的になると、やがては血管の柔軟性が失われ血管が固くなる。

つまり動脈硬化を起こしやすくなり血管が傷ついて詰まるなどえらいこっちゃの病気を引き起こすトリガーになります。

ちなみにタバコを吸っていても血圧は上がります。

これは電子タバコだろうと加熱式タバコだろうとニコチン含有するものであれば血管を収縮する作用がありますので、高血圧を誘発します。

つまり、デブでタバコを吸えばデュアルで不味いということになりますね。

脂質異常

血の中の油の割合が多い状態、高脂血症とも。

脂質が多くなるとこれまた血管が固くなります。

血管が固いと血管が詰まやすくなって脳の血管が詰まってだめになる脳卒中であったり、心臓がふさがってだめになる心筋梗塞などとにかく血管が詰まって死に直結します。

脂肪肝

脂質異常が肝臓に溜まって脂だらけの状態になります。
実はこれ、食べ物の油脂だけが悪いんじゃなくて糖質も悪いんですよね。
というのも糖質がブドウ糖になると小腸で吸収して肝臓で中性脂肪にかわって保持されるため、炭水化物ばっかり食べていても脂肪肝になるんです。
なので毎日脂っぽいうえに麺で糖質もたっぷりとれるラーメンかっくらってりゃ脂肪肝一直線ということですね。

ちなみに肝臓に関してはアルコール性の脂肪肝もありますが、非アルコール性脂肪性肝、脂肪肝炎ってのもあります。

高尿酸

尿酸値が高いと尿酸が血中で析出(尿酸の濃度が高くなりすぎて血の中で結晶ができてしまう現象)します。
この結晶がとんでもないするどいイガグリのような形をしているため、血管の細い管で詰まってまわりをブスブス刺さります。
特に足の指など極細の血管で詰まると地獄のような痛みが襲い歩くことすらままならない状態となります。
風が吹いただけでも痛いと思うことから痛風と呼ばれています。

デブをどうやって治す?

基本は食事と運動を改善することだそうです。
お医者さんも言ってることですね。
簡単に言えばあんまり喰わないでちゃんと運動する。

字にするととってもかんたん!しかし実行は極めて難し。
だからこそ、りんごだけを食うだのバナナだけを食うだのの誤ったダイエット法やダイエットサプリなんていう怪しい薬が出回るわけですね。

とはいえ、きちんと売られているダイエット薬もあります。
日本で購入できるダイエット関連のお薬としては防風通聖散が有名です。

こいつは代謝が良くなる・・・というわけではなく食べたものの脂肪分を外に排出しやすくする薬です。

No.1はツムラの防風通聖散ですがかこの至聖が成分量と価格を比べもっともおすすめです。


逆に言えば、それだけ食べるというのは魅力的かつ幸福を得る行為だと言えます。
ラーメンはおいしいし、餃子とビールのコンボはいくらでも食えるし、白米と焼き肉は口に運ぶたびに天にも昇る気持ちになるし。
糖質というのは神が与え給うた最強・最恐の常習性の高い物質です。


こいつを減らすってのはそれだけ覚悟がいることなんですよね。

具体的なエネルギー摂取量

標準体重1kgにつき25kcal以下
高度肥満の場合なら1kgにつき20-25kcal以下 
現在170cmで96kgもあるわたしなら1920kcal以下に抑えないと行けないわけですね。

食事と運動どちらが重要か

極端に食事を減らした場合体重はみるみる落ちますが、ふとしたきっかけで外食したりしてタガがはずれて暴食するともう止まりません。
5kg減って10kg増えるなんてこと、つまりリバウンドは起こるべくして起こっているということになります。

これを防ぐには超強靭な精神力と集中力が必要になります。

ダイエットに集中力?

えっ集中力って何?と思うでしょうが、それはダイエット中、特に極端な食制限を行っている場合、常に飢えてる状態ですから疲れやすくて集中力が下がるという状態になります。
ここで低糖質ダイエットとか糖質カットなんて行うと、体が生命維持モードになり糖分でなく脂肪を分解してエネルギーを得ようとするんですが、これはケトン体がたまるので体が臭くなりますし、肝臓や腎臓にも悪影響がでて寿命が縮みます。

ダイエットの方法

糖質制限ダイエット

ローカーボ、ロカボ、糖質制限なんて言ってますが、これは素人には無理です。
その理由は「体が糖質がねぇ!やべぇ!!ケトンに切り替えにゃ!!!あ、あれ?糖質はいってるじゃん。大丈夫だったわ」という脳が飢餓状態かそうでないかを勘違いさせるギリッギリの糖質摂取量をキープするという荒業です。

ご飯なら何杯食べれんの?お菓子は何喰っていいの?
なんて考えてたり、糖質を抑えてます!なんて製品を喰ってりゃあそれになるなんて思ったら甘すぎます。
糖質制限で痩せるというのは人体が生命の危機に貧した状態を続けるということです。
具体的には普段の生活でエネルギーとして使うはずの糖が枯渇してしまい、これはやばいと脳が感じて、糖の代わりのケトン体を使うようになる極限状態まで体を追い込むということです。

これを推奨しているのは体の管理がきちんとできた人にだけです。
つまり、脳が多少勘違いするが、本当にやばくなる前に適量の糖分を摂取して維持し続けることで効率的に体内エネルギーを消費するという方法で、ケトジェニックダイエットと呼ばれるものです。

血の成分だとかを経時的に調べてあなたの体にあった状態で専門家が着いてくれるならばよいでしょうが、まぁそんなの一般人には無理。

糖の代わりにエネルギーとして使われるケトン体も多量にあると体に害を及ぼします。
ほとんどの人が失敗するでしょうし、ダイエットに成功しても寿命を縮めるのは間違いないと思ってください。

じゃあ一体どうすりゃいいのさ…

運動療法

運動でダイエットが一番!と思うでしょう。
私だってそう思います。あなただってそう思うはずです。

でも、運動していない人のイメージでは、「1時間頑張ってウォーキングをがんばったんだから、焼き肉食べ放題たらふく食うぐらいカロリー消費してんだろうなー。」と思うそうですが、カロリー消費量を調べると…

消費カロリー150kcal

おにぎり1個分すら消費できないんです。

1日1kg痩せるぞ!などと思い上がろうものなら…
脂を1kg消費するためには7000kcal消費する必要がありますし、さらには脂だけを燃やすということができず、無理をすれば赤身、筋肉までも消費してしまうんですねぇ。

筋トレでダイエット

筋トレで筋肉を増やせば基礎代謝アップできつい有酸素運動しなくてもそりゃもうみるみる痩せてくぜ!!

と、言うような情報もありますが基礎代謝アップというのは少々大仰です。
筋肉1kgで1日16kcal消費カロリー量が増えるだけと言いますけど、実際は運動することでその後のカロリー消費、糖代謝が活性化されるので、筋トレもしたほうがよいということになります。

健康目的であれば有酸素が週5日ならば筋トレ(無酸素)運動は週3ぐらいで十分だそうです。



どのダイエットでもタンパク質は大事

筋トレ、ボディビルと言うとタンパク質も積極的に摂らなくてはならないですし、タンパク質をたくさん取るとやっぱり体が臭くなり、加えて肝腎にダメージの懸念もあります。
特に腎臓痛めてるような人にプロテインは駄目です。

さらには乳糖不耐症の人は牛乳由来のホエイプロテインを飲んでも腹を壊すだけで吸収がいまいちだったります。
プロテインは腹を壊すと書きましたが、もしそういう乳糖不耐症もしくは筋肉も大事だが減量が目的という人には豆が原料のソイプロテインがおすすめです。

特にこのソイプロテインはゆっくり吸収され腹が減りにくいことから、ダイエット目的にはぴったりです。

しかし、大豆ですので無調整豆乳と一緒で何も添加していないソイプロテインはくっそまずいです。
私のおすすめはチョコレート風味が少しするヤツで、これは豆臭さがなくて飲みやすいです。


ダイエットで折れそうな時

ダイエット中の運動、食事制限で心が折れそうな時、必ずきますよね。
こういうときに何に頼ればいいのか。

実際のところダイエットは自分との闘いですが、実はちょっとだけ精神に効果がある方法があります。
それは、自分自身を二人称で激励することです。

つまり・・・

「君なら頑張れる!諦めちゃもったいないさ!!美しいボディを目指すんだぜ!!」などと独り言を言うんです。
ここで重要なのは「俺なら、私なら」などの一人称ではなく二人称ということです。

実際にアスリートの人も辛いときには頭の中で言って乗り越えたという事例もあります。

もちろんジムや公共の場でブツブツいいだしたらおまわりさんに声をかけられてしまいますので、一人の時、周りに誰もいない隔絶空間でのみ独り言をお試しください。
そうでない場合は頭の中でもう一人の自分から励ましてもらいましょう。

結局原点回帰

特殊なダイエットが効果的ということはなく、結局のところ原点回帰になります。
つまり、お医者さんの言うことはすでに洗練されきっているということになりますね。

ダイエットは結局我慢

こう書いていると結局ダイエットとは我慢の連続なんだなぁと思います。
でも我慢だと思うとダイエットは絶対に成功しません。

食事制限だけを実行しようというのも全く続きません。
好きな相手によく見られたいと思って実行しても、相手が全く興味がないとわかって失意のどん底に行ってもやっぱり続けられません。

結局ここもポイントで偏った方法を実践しようとしてもダメ。
行動力につながる強いイベントが有っても長続きしない。

ゆるくでもいいからバランス良い方法で続ける方法しかダイエットは成功しないと思います。

そこで、運動は最初は嫌にならない程度に弱く開始して食事もなるべく記録をつける。
食事の記録も調子のいい日はつけたくなるけどそうでない日はつけたくなくなる。
でも完璧じゃなくていい。食いすぎたっていいじゃない程度でもつけるんです。

完璧を求めすぎても結局ダイエットは失敗するので、冒頭に述べたとおり「ゆるく」であり自分に対しても寛容であることが肝要です。

さておき、運動は2週間以上続けてやっと習慣化し始めます。
昨日もやったんだから今日もなんとか頑張ろうから今日続けなきゃ明日も続かないと思う心が芽生え始めます。

だからこそながらダイエット、面白いドラマを見ながら運動したり体を伸ばしたりというのがぴったりです。

最初からストイックにアスリートの真似事はできませんからね。

ダイエット最優先事項

食べる量を抑えるしかありません。
ぐぅーっと抑えるのではなくどか食いをしないこと
例えばゆっくり食べる習慣を身に着け少しの量で満足できる体を作ることが最優先です。

この習慣がないと結局また太っちゃいますからね。

やっぱり運動もする

筋トレやきつい有酸素運動、マラソンみたいなものは正直競技が好きな人向けです。
きつい運動を継続して最終的に脳内から痛みを緩和する物質を生成できるようにならない限りはやめたほうがいいです。
逆にここまでできる人にダイエットは不要なんですけどね。

なのでゆるい運動を週に2回程度。
結局お医者さんに言われるような内容が一番いいということになります。

しかし、週2回継続的にできるかと言うと実際1日休むと次の日も休みたくなるのが人間。
なので毎日20~30分のゆるい運動を続け、習慣化させることが重要と考えます。

ただし、45分間運動を継続すると体内にある糖を燃やし尽くし、次にエネルギー源となる脂をつかうのが一番ですが、とりあえず体力がつくまでは20分。
やりすぎるとすぐにやんなっちゃいますので

そして慣れたら…45分程度の有酸素運動を続けるのが良いようです。

食べたほうがいい食材

やっぱりかさが多い生野菜がよいです。
次に温野菜がいいですが、ちょっと味気なくなるのと生では栄養素がとりにくい人参とかは野菜炒めで食うのが一番です。

次に味噌汁。
味噌汁のアミノ酸は睡眠の質を上げる効果があります。
しかし、寝る前に飲むのではなく「朝」に飲むのが効果的だそう。
朝の味噌汁を飲む習慣をつけたいところです。

インスタントでもよいそうですので、私はこれを常飲してます。
お湯で溶かすだけなのでマグカップでもいいのでおすすめです。

運動後酢を飲む

穀物酢をグビグビグビーっと飲む必要はないんです。
大さじ1杯程度、15mL程度飲むと良いそうです。

酸っぱいのが好きな人なら玄米をベースに作った黒酢がアミノ酸も豊富で一番だそうですが、酸っぱい匂いと強烈な酸味、、、私にはとてもじゃないけどストレートは無理だわ…


という人にはフルーツ系in酢が一番。
ブルーベリーだのピーチだの売ってるのがあるんでそれをぐいっと飲むようにすると肝臓に脂肪がつくのを抑えてくれる効果があるんですねぇ。

特にピーチが美味しいです。
6倍希釈なのでちょっとでちゃんと味がします。


また、クエン酸回路によって乳酸の分解を早め、体に疲れが残りにくくなること。
汗の匂いも次第に抑えられるってわけですから、デブはぜひ酢を飲む習慣をつけたいところです。

ナッツ類

これはミネラルだったり植物系の脂肪分だったり食物繊維を取る意味でもよいようです。
し・・・脂肪???と思うでしょうが、不飽和脂肪酸は喰っても大丈夫でデブの原因にはならないです。
しかしナッツ類…高いんだよな…

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