大磯砂は砂自体に肥料分が含まれておらず、貝殻などの高度上昇の要因となる物質が含まれていることから、水草を育てるにはコストパフォーマンスのよいイニシャルスティックが推奨されています。
しかし、大磯砂でも安易にイニシャルスティックを添加してしまうと水草の成長が萎縮してしまいます。
しかし、大磯砂でも安易にイニシャルスティックを添加してしまうと水草の成長が萎縮してしまいます。
大磯砂使用時における硬度上昇の原因と期間寿命
新品の大磯砂を使用した場合、砂の中に貝殻が入り混じっているため硬度上昇を引き起こします。これを嫌う場合には塩酸などで処理される方も多いと聞きます。
ドイツのお水は硬水であるため、カルシウム・マグネシウム分などの硬度物質が豊富に含まれているので、イニシャルスティックを大量に添加しないと水草が育ちません。
しかし、基本的には軟水の日本では、私の住んでいるところの水道水GHが3程度です。
1プッシュで成長が著しくなるなら、カリウム不足、成長が止まるなら他の要因かカリウム過多です。
しかし、中和作業も必要になりますのであまり進められる方法ではないと思います。
さて、そのまま使用した場合にはどのぐらいの期間で硬度上昇効果がなくなるのでしょうか。
水槽の環境
実際に私が使用した環境を列挙します。
- 水槽45cmノーマル
- 大磯砂細目、厚さ5cm程度
- NISSOバイオフィルター全面敷
- カージナルテトラ30匹程度
若干過密気味で硝酸塩も蓄積しやすい環境であり、底床の通水もあることから貝殻が溶けるスピードは早いと思います。
私が感じた限りでは3年〜4年で硬度が上昇しなくなりました。
施肥での問題発生
当初はイニシャルスティックを5粒程度植物付近(根本には刺さない)に植えると成長が著しかったのですが、4年目からイニシャルスティックを加えると全く成長しなくなりました。原因はイニシャルスティックのカリウム分が溶け出し、水中のカリウム濃度を極端に上げてしまってるのだと思います。
しかもイニシャルスティックは遅効性でもありながらカリウム分は0-0-20と突出しているという話とのことで、カルシウム・マグネシウム分が少ないとカリウムを上手に扱えないどころか、カリウムばかり吸収してカルシウム、マグネシウム分が吸収できず栄養失調状態となって枯れてしまうことすらあります。
カルシウム分が豊富な状態の大磯砂ならまだしも、長年経過した大磯砂にイニシャルスティックはカリウム分が強烈すぎるということになります。
イニシャルスティックをしばらく使用せず、カリウム添加を液肥で対処していたときには育成容易なパールグラスがもりもり成長していたのですが、イニシャルスティック添加をしたとたん以前のように成長がぱったりとまり、頭頂の新芽を魚にかじられてしまい茎だらけのみすぼらしい姿になりました。
イニシャルスティックの適性量
イニシャルスティックの適性量はメーカーのテトラ社本国であるドイツの水質基準に合わせてあるとのことです。ドイツのお水は硬水であるため、カルシウム・マグネシウム分などの硬度物質が豊富に含まれているので、イニシャルスティックを大量に添加しないと水草が育ちません。
しかし、基本的には軟水の日本では、私の住んでいるところの水道水GHが3程度です。
硬度は日本の3倍程度あるそうなので、イニシャルスティックを説明書通りに添加したらやばいということですね。
加えて3分の1程度にしても量が多すぎるぐらいですし、はたまた底面ろ過であれば水中にカリウムが放出してしまいますので、もし同じ環境で添加するのであればごく少量、1粒ずつ加えていくのが賢い方法かと思います。
ただし、一粒でもとどまらないのであればそれだけでカリウム過多になる恐れがありますので、この場合はおとなしくカリウム溶液で済ませるのがよいですね。
カリウムとの上手な付き合い方
カリウム溶液も炭酸カリウム10%溶液を1プッシュ(2mL程度)ずつ加えるのがベストと考えています。
1プッシュで成長が著しくなるなら、カリウム不足、成長が止まるなら他の要因かカリウム過多です。
カリウム施肥の重要さもさることながら過ぎたるは及ばざるごとしであることもきちんと学ばないと痛い目にあいますのでご注意をば。
それは水溶性が高く、金属との結びつきが起きにくく沈殿しにくいからと考えられます。
しかし、液肥なら水換えでカリウム濃度を減らせますが、固形肥料を使った場合底床から取り出す必要があります。
プロホースでザクザクしにくい場所に埋めてある、もしくは砕けて沈殿してしまっているなどそう安々とは取り除けないケースもあります。
しかしこの適性濃度を知ることは実際の水槽で観察しながら出ないと無理です。
加えて一度カリウムを大量に吸ってしまうと、あとから肥料を添加しても後の祭りであり、贅沢吸収されたカリウムは元の状態に戻るまでに時間がかかります。
よって、カリウムとマグネシウム類のバランスをとるには長時間を要することを前提に考えます。
入れすぎた場合の対処
①水換え
カリウムは水換えで外に排出することができると言われています。それは水溶性が高く、金属との結びつきが起きにくく沈殿しにくいからと考えられます。
しかし、液肥なら水換えでカリウム濃度を減らせますが、固形肥料を使った場合底床から取り出す必要があります。
プロホースでザクザクしにくい場所に埋めてある、もしくは砕けて沈殿してしまっているなどそう安々とは取り除けないケースもあります。
②マグネシウムとカルシウムの添加
拮抗作用をもつマグネシウムとカルシウムを添加すればバランスが取れ、植物が成長できる状態になります。しかしこの適性濃度を知ることは実際の水槽で観察しながら出ないと無理です。
加えて一度カリウムを大量に吸ってしまうと、あとから肥料を添加しても後の祭りであり、贅沢吸収されたカリウムは元の状態に戻るまでに時間がかかります。
よって、カリウムとマグネシウム類のバランスをとるには長時間を要することを前提に考えます。
方法
- マグネシウム・カルシウムのみの苦土石灰肥料を購入
- 苦土石灰溶液を作成(濃度は100mLに2~3粒)
- 苦土石灰溶液を1プッシュ(2mL程度)添加
- 1週間待つ
- 成長しなければまだカリウム過剰、新芽が出始めたらバランスが整ってきた証拠
さて、水草の育成ってこんなに難しいもんだとは思っても見ませんでした。
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