珪藻には硬さで分類すると初期に見られる柔らかいタイプの珪藻、削り落とすのも一苦労の珪藻と見た目はほぼ同じものの種類の異なる珪藻があるようです。
うちの水槽には石巻貝が2匹いますが、ガラス面のコケ取り能力はいまいちです。
上位苔取り貝として、カバクチカノコガイとフネアマガイがいますがどちらもひっつく能力が強く珪藻のコケ取りも優秀との話です。
2018年11月3日カバクチカノコガイセール
ショップでセールときき貝を買いに行きました。エビについて熱く語るおじさんたちの列に並び開店を待ち、それほど目をつけられていなかったのか難なく貝とカージナルの幼魚、ヤマトヌマエビを入手。
後景用にルドヴィジアも購入、溶けないことを祈ります。
カバクチカノコガイの特徴
大きさ:2~4cmぐらい水質:弱酸性~中性
水温:22~28℃
エサ:流木や岩、ガラス面などについた苔類、流木
エサ:流木や岩、ガラス面などについた苔類、流木
活動:夜行性、日中は口も出さずに動かないことが多い
飼育場の注意:ヒーター掃除中の点灯でやけど、滑落でひっくり返って死亡
サテライトでの水合わせ
SUDOサテライトを使って水合わせをして水槽に投入します。サテライトは3方コックを使って1滴/秒程度のスピードで水を滴下させるようにします。
3方コックだけですと微調整が難しいのですがサテライトには調整コックもついているので3方コックである程度調整、サテライト調整コックで微細に調整ができます。
水合わせのためにこのサテライトに何度お世話になったかわかりません。
水合わせのサテライトといっても過言ではないです。
カバクチカノコガイの様子
ヤマトヌマエビとセットで水合わせを行いましたが、暫くの間3匹が固まってビニール袋からも動こうとしてくれず悲しい限りです。水槽投入後、10時間ほど経過してやっと動き出してくれました。
図体がでかいせいでガラス面に近い箇所に生えているパールグラスをなぎ倒してしまいます。
行く先がちょっと心配になりました。
黒ヒゲゴケを食べる
流木の所々から黒ヒゲゴケが生えています。
流木を取り出して熱湯をぶっかければきれいに枯れ、1日目はアッシュ系の色になり、2日目は赤い色に、そして3日目は真っ白になります。
真っ白になる頃にはエビも食べやすいということに気づき、4日目から急激に真っ白になった黒ヒゲゴケはエビに食べられ無くなっていきます。
しかし、このカバクチカノコガイさんは度々流木を這っており、そのたびに徐々に黒髭苔が減ってきています。
ただし、尖った箇所から生えているところは這うことができず、そこだけは残念ながら黒ひげゴケが生えたままで。
ただし、尖った箇所から生えているところは這うことができず、そこだけは残念ながら黒ひげゴケが生えたままで。
水槽壁面の硬いガラスゴケを削り落とす歯を持っているわけですから、お腹が空けば黒ヒゲゴケは食べやすい部類に入るのかもしれませんね。
カバクチカノコガイの欠点
カバクチカノコガイはコケ取りの頼もしい味方であり、身体も大きくパワフルに苔を食べてくれます。
その反面、餌となる苔が無くなると餓死してしまいます。
なので長期にカバクチカノコガイを維持するのであれば短い期間で苔をきれいにしてくれることを期待するのではなく、長い時間をかけて苔をきれいにしてくれることを考えて60cm水槽なら1匹など少ない数で飼育することが良いです。
45cm水槽に3匹のカバクチは多すぎたみたいですね…
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