大磯砂底面ろ過でのカリウム添加量セーブ後のパールグラス成長

底面ろ過でニューパールグラスを育てています。
以前はニューパールグラスが全く育たず困っていましたが、原因はカリウムの濃度が高すぎたことと長年の飼育で大磯のカルシウム分が溶け硬度が低くなったことだった事がわかっています。
パールグラス



カリウム添加をやめてからの経過

まず、カリウム10%液肥の添加をやめ、次に水換え時の塩素中和剤にもカリウムが含まれていましたのでこれもやめてハイポ溶液に切り替えました。
もちろんイニシャルスティックの追肥もやめています。

これらの追肥をやめて3ヶ月以上経過してからニューパールグラスの新芽がいたるところから生えるようになりました。
パールグラスの頭頂から新芽
そして、後景に植えているグリーンロタラも一部の株は素晴らしい成長を見せています
一部と記載した理由はグリーンロタラに限っては成長が著しい株と小さな葉しか生やしていない株があります。
おそらく根がきちんと張っているかそうでないかの違いだと思います。

成長の鈍化

調子の良いときのパールグラスは頭頂部分の新芽が多く明るいグリーンの葉をつけるようになります。
その葉が小さくなってきたように感じたので、カリウムが足りなくなってきたと考えました。
そこでカルシウムとマグネシウムの液肥(苦土石灰溶液)とカリウム10%溶液を添加します。
どちらもプッシュボトルで1プッシュ程度、量としては2mLぐらいですね。
 

液肥を添加してからの様子

2~3日経過するとニューパールグラスのすべての株から調子の良さそうな新芽が生え始めます。
どの株も成長が著しくなり見ていて嬉しいです。
パールグラスの頭頂


液肥でも十分に効果があることからニューパールグラスは根だけでなく葉からの吸収も行われていると考えられます。
加えて、種類は限定されるとは思いますが底面ろ過でもきちんと水草は育ちます。

水草成長に必要な条件として水質が最も大切であり、肥料は必要以上に高濃度にしないことが大切であることがよくわかりました。

追肥のタイミング

肥料が消費されれば、餌からの供給はないカリウムは自身で添加しないと、不足して肥料バランスが悪くなってきてしまいます。
そうなると次第に成長が鈍化し、苔も生えてくるようになってしまいますので定期的な追肥が必要だろうと考えています。

定期的な追肥のタイミング

次は定期的な追肥のタイミングを考えねばなりませんが、見た目で判断しやすい欠乏症状があらわれてからの追肥が的確だと思います。
しかし、欠乏症状前の成長が鈍化してきたところで追肥して水草が成長し続ける状態を維持したいものです。
水草育成って大変ですけどうまくいくと楽しいですね。

園芸も極めたら楽しんだろうなーと思いました。

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