まず、種によっては大人しかったり凶暴だったりという基本情報が各種アクアリウム系のWebサイトで入手することができます。
しかし、私の・俺の水槽では、凶暴なはずの魚が大人しいだとか臆病過ぎる魚が…と否定の意見も散見されています。
どちらが果たして正しい情報なのか…
そこで、今回思ったのが私の水槽での話を加味して考えてみます。
我が家の水槽のヒエラルキー
アカヒレ
アカヒレ |
加温要らずで熱帯魚ではない魚で、夏場の高水温でもだれることなくとにかく丈夫で気が荒い。
他の魚も追い回しまくり。
完璧に自分の縄張りをもっているようで、同種ですらフィンスプレッディングで脅しまくり。
最も古参であることも手伝って、他の魚を突き回すこと…
ラミーノーズテトラ
Webからの情報抜粋情報によれば、ラミーノーズテトラといえばおとなしくて臆病で中層を泳ぎ、餌の獲得も沈みかけたものしか食べないなどとそういった記事を見かけます。
しかし、我が家の水槽では我が物顔で泳ぎ餌は真っ先に食いつき始める。
水槽のへりにくっついたフレークは、30秒ぐらいは水面から飛び出してでも喰おうとします。
貪欲極まりないストレインです。
お陰で、5cm程度の立派で巨大な体に育ちました。
ラミーノーズテトラは群泳しやすく、新規に導入した小さな個体と大きな個体が仲良く泳いだりする姿も見られました。
グローライトテトラ
こいつはWebの情報と同じく大人しく喧嘩もすることはない。
ただしラミーノーズテトラに負けじと劣らず食意地が張っているので、口に入り切らないフレークを頑張ってくおうとしている魚の口元から奪おうとします。
ただ、食欲だけは万国共通なのか、メスはお腹パンパンのダルマ型になります。
カージナルテトラ
おとなしい!おとなしいというか臆病!!後発に入れた魚のせいか、前述の魚のように我先に食い物にありつこうとしない。
こういう場合は匹数が少ないせいで臆病になっている場合が多いです。
引数を増やすと生存競争の原理で我先に餌にありつこうとする輩があらわれ、皆それに追随するようになります。
しかし、食欲のあるやつは4~5cm行きますね。
アフリカンランプアイ
ビビリ熱帯魚界の頂点。
水面付近を泳ぐことが多く、明かりが切れると半狂乱になり水槽を飛び出すほど臆病。加えてアカヒレに追い回されやすいかわいそうな奴ら。
熱にも弱く、夏を越えられなかった…
ヤマト・ミナミヌマエビ
こいつらは特に争いとかはないようだけど、魚用フレークが入ったときだけは戦闘態勢になるようで、ルチャリブレばりの空中殺法「サマーソルトフレークキャッチ」を披露する個体もいるぐらい。ただ、魚と争うことはない(と思う)ので安心のスウィーパー部隊。
結論
ヒエラルキーの形成に深く関わるのは先に入れているかどうか。先に水槽に入れいていると、縄張りを持ってしまい他の魚を追い回してしまうようです。
逆に後から入れた魚は、気性が荒い種でも借りてきた猫状態となるため、そこまでは傍若無人に振る舞わないようです。
どうしても弱い個体やビビリ魚と混泳を考えているのならば、まず先にビビり魚を導入するのが良いです。
先に入れてしまったのならば、スドーサテライトを使って1週間ほど幽閉すると反省してくれます。
なお、アカヒレは…二度と飼わない。。
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