アクアリウム 自作

アクアリウム：イニシャルスティックを打ち込む器具の自作

ちまたでは、ボトムレリーズという底床に固形肥料を打ち込む器具が売られているそうですが、ADA製品ということでこれまたお値段お高い。

ボトムレリーズ

ADAボトムレリーズ

ステンレスで作られていて、見た感じ中世の剣のようなディティール。
これまたかっこいいとは思えないです。

貧困の私はこんなしょうでもない素敵な器具に5000円も払えないと思ったのですが、確かにこういう器具があると、施肥時に威力を発揮します。

おすすめの水草肥料

ADA製品のはADAの肥料用ですが、普通の人ならばイニシャルスティックを好んで使っているかと思います。
なんせ、アクアリウム用品の中では安いですしね。

ただし、主成分はカリウムですので、あまり入れすぎると贅沢カリウム吸収と呼ばれる状態となり水草の成長が鈍ります。
酸処理している大磯ならば規定量の1/10、酸処理していなくても少しずつ入れるようにしてみてください。

イニシャルスティックの追肥

しかしこのイニシャルスティックというものは、水が浸るとすぐに崩れてくるので、ピンセットで押し込むのはとても困難なんです。

じゃあ、そうならないために高いお金を出して専用器具を買うか？
いやいや、金はないけど腕があるなら、自作の器具つくりましょっと賢人は思うわけですよ。

イニシャルスティックレリーズを自作する

ということで自作している人がいないか調べると、ボトムレリーズもどきの紹介しているブログが２〜３件ヒットしました。

かなりボトムレリーズに近いアルミで作成されたものやこれ手乗りインコに餌やるやつじゃね？とか、発想的には私と同レベルの人まで様々です。

多種多様ですね。

しかしここで問題がひとつ…私は工作が死ぬほど苦手。
中学の図工で作った本棚もめちゃくちゃな出来...あぁ、思い出したくもない暗黒の時代が蘇ってきました。｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡

簡単に作れるものを目指す

目指す方向性はなるべく加工が要らずに最低限のことができるものでいいと考え、以下の材料をそろえました。

1. アクリルパイプ（外径8mm, 内径6mm)
2. アクリル棒 (内径6mm)
3. 木の輪っか 
4. 木のつまみ

これらはホームセンターのクラフトコーナーに投げ売りで売っています。

適当に買った木のつまみと輪っかにドリルで穴を空けて、そんでアクリルのパイプと棒をそれぞれにぶっ刺して完成です！！

そして完成したものがコレです！

イニシャルスティックレリーズ・ハリケーンスペシャル

まるで、アンクみたいな形になりました。
たくさん作ればクロスファイアハリケーンスペシャルができそうです。

45cm水槽にははっきり言って大きすぎますが、でっかい水槽を買ったときのことも考えて、大は小を兼ねるということで作りました。

使い方

パイプの部分からイニシャルスティックを入れて、リングと棒で低床まで押し込むだけの簡単な装置です。

底床にイニシャルスティックを押し込む！

でも、アレですね。
アクリルと木だから、ミスマッチ、不恰好です。。
でも気にしない気にしない！使えりゃいいんだからさ。