ニチドウベビーボックス
ベビーボックスはその名の通り、グッピーだのの産卵・養殖キットです。昔からある水槽内の隔離用ボックスですが、スポンジフィルターがついているため中の水が凝りにくい点が優秀だと思います。
このたぐいの製品で最も優れているのはSUDO サテライトでありますが、こちらは水槽の外にものを置くため、寒い時期には温度低下の問題がつきまといます。
しかし、テトラ系の魚は産卵・繁殖が高難易度です。
容易に卵を生んでくれないし、産んだとしても孵化率が悪かったり稚魚がすぐに死んでしまうケースが多々あります。
別の水槽を用意して落ち着いて産卵に望まないと、繁殖は難しそうです。
ベビーボックスの新しい使い方
魚が駄目なら水草なら!と思いました。
我が家のラミーノーズテトラがパールグラスをかじってしまい、新芽がほとんどなくなってしまいます。
みすぼらしい茎しか残っておらず、このままではパールグラスが全滅です。
そこで、ベビーボックスを水草養殖場にしようと思いました。
セラミスでパールグラス養殖
水耕栽培用に一時期凝って買っていたセラミスをベイビーボックスに敷き詰めました。セラミスは吸水力が高いのですが、なにせ多孔質の素材ですから水に浮いてしまいます。
この点は扱いにくかったのですが、パールグラスの成長は上々でした。
しかし、こぼしてしまうと低床の大磯と混ざってしまいかっこ悪くなってしまいました。
大磯でパールグラス養殖
底床を大磯砂に変更しましたが、セラミスと比べて育ちが悪い…
加えて、大磯砂では重すぎて吸盤がずれてしまい、何度となく水槽底面に落下します。
こりゃ企画倒れでした。
結論
軽い低床、ソイルならばベビーボックスでも水草の養殖はできると思います。
そうでなければ諦めて別の水槽で育成したほうが良いように思いました。
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