アパートでもスマートホーム化!近未来を味わうためのガジェット「スマートリモコン」の導入

スマートホーム。
それは、家と家電とネットワークがお互いに手を取り合い、そりゃもう便利な家のことを言います!

トム・クルーズ主演の映画の世界のように、物を持たず声だけで家電が操作できる。
そんな時代が安価に実現できるようになりました。

古い家電もスマートホーム化する

古い家電はWi-FiやBluetooth、当然Matterなんかには対応しておらず、基本は付属リモコンによる赤外線通信で操作をしているかと思います。

そうなってしまうと古い家電ではスマートホームも夢のまた夢・・・
と思いきや、赤外線通信しか対応していない古い家電やリモコン非対応の家電でもスマートリモコンと呼ばれる機材を導入することによってスマート化が可能になります。

スマートリモコン

この製品は赤外線リモコンに対応した家電をスマート家電化するデバイスです。
これ一台で複数の家電をリモコン操作できるようになります。
加えてスマートスピーカーとの連携で声でテレビやエアコンの操作ができるようになります。

スマートリモコンの種類

私が最初に導入したスマートリモコンはLiveSmart(リブスマート)という製品です。
安価に購入できるキャンペーン広告に飛びつきました。
これが私がスマートホーム化に着手したきっかけになります。
現在は販売をやめてしまっているようで、Switchbot(スイッチボット)が優勢のようですね。
しょっちゅうセールしてますので、セール時に買ってください。
また、現在は更に進化した3が販売されています。
物理ボタンが追加されて、リモコン機能も強化されているモデルです。おいて使う感じですね。こちらもセール時を狙ってください。

人気のスマートリモコン

  1. NatureRemo(ネイチャーリモ)
  2. Switchbot(スイッチボット)
  3. Livesmart(リブスマート、販売終了)

どれも同じような製品ですが、NatureRemoは早くからこの製品に携わっていることからアプリの完成度は高く、湿度を測定することも可能です。しかし、ユーザー数が多いことからサーバーがしょっちゅう停止しているというジレンマもあります。

LiveSmartは後発品であるものの欠点はたくさん。
エアコンをAIで操作する・・・というような機能やスマートフォンのGPSで目的のポイントに近づいたら操作を実行する…など夢のような機能が紹介されていましたが、結局エアコンは本体に備わる設定で十分であり、GPSは精度の問題もあり誤作動も多い。
アプリの出来が悪く結構な頻度でサーバー落ちします。

結局LiveSmartはやめてしまい、Switchbotを購入して使っています。

スマートリモコンで解消!「テレビリモコンがない!」

きちんと整理できていない一人暮らしで頻発する謎の怪現象。
妖怪リモコン隠しのおかげでソファーの中脱衣所、はたまた冷蔵庫の中など様々な場所にリモコンが隠されテレビがつけられない!!

でも探す気力もなくベッドかソファーに倒れ込んでしまっても大丈夫。
「Alexa、テレビつけて!」
これでテレビの電源がONになります。
もちろん、エアコンだって扇風機だって声でONにできます。

あぁ、まるで近未来映画のワンシーンのよう。
もう気分はトム・クルーズでありマイノリティ・リポートであり、犯罪してないのに捕まってしまいます。

スマートリモコンだけでもスマホにリモコンを集約することができますが、やっぱり声で家電を操作するのって魅力的です。

さぁ、私達もトムるためにはまずスマートスピーカーを購入します。
スマートスピーカーは各社ありますが、強豪の2社を使ってみて以下のように感じました。

Google Home

Googleが作ってるだけあって、あらゆる質問に対して返答を返せるのは素晴らしいです。
こんなもの答えられないだろうというような専門的な質問でもちゃんと答えてくれるところが素晴らしいです。
音楽に関してはYoutube Musicの有料会員になれば・・・使えるようです。
ならないと広告だらけ。

あとは、独特の合成音声がちょっとげんなりするところがマイナスでしょうか。

Amazon Echo

質問への応答は微妙です。
定型のキーワードでしか反応しないような感じです。
最近ではWikipediaと連携するようになったのでそこそこ応答するようになったものの、Googleと比べると見劣りします。

しかし、そこへの探求は求めて購入するものではありません。
Amazon Primeに入っていて音楽を楽しむことを求めたいならAmazon Echo候補かと思います。
同じEcho を2台買うことでステレオ化ができるんですが、これが実際にやってみると非常に良いです。
また、Amazon Echoのすごいところは機械音声の発音品質が最も優れています。



他にもClovaなんかがありますが、情報漏えいに関して右に出る者がいないLINEが運営しているという点で論外です。
案の定そうそうに市場からリタイアしました。

LiveSmart「LS Mini」の設置

さて、Amazon Echoだけでは赤外線デバイスは操作できませんが、我が家で導入したLS Miniを購入することでネットワーク非対応の家電製品もバッチリコントロール可能になります。
本体の箱は手のひらでつかめるほどの小さいものでした。
しかし、中身は以下のように充実のラインナップです。
  • 本体
  • 本体の壁掛け用パッド
  • ネジと石膏ボード用受けネジ
  • 本体直接壁面貼り付け用シール
  • USBアダプター
  • USBマイクロケーブル3m
中国製品ならばそもそもこういった本体を取り付けるオプションがなかったり、USBオプションが入れ忘れているいたりすることが日常茶飯事です。

壁の設置

私は本体と本体の壁掛け用パッドを用い、パッドの裏面には簡単にはがせるように3Mのコマンドタブを使いました。

設置場所のポイントとしてはなるべくたくさんの家電を操作するために高い位置に設置させると、広い範囲の家電をこれで操作します。
おすすめの設置ポイントとしてエアコンの近くに置くという方法もあります。
邪魔になりにくいおすすめのポイントです。

LS Miniのセッティング

LS Miniの接続操作にはスマートフォンのアプリとアカウント登録が必要になります。
Andoroid なら Google PlayよりLiveSmartと検索するとお目当ての専用ソフトがすぐに見つかります。
そしてアプリからアカウント登録が必要です。

LS Miniの初期設定

接続操作はそれほど面倒ではないですが、2.4GHzの周波数しか対応していないためIEEE 802.11 acでの接続はできないのが難点。

LS Miniの利点

基本的に赤外線リモコンならば学習機能を用いて何でも覚えさせることができ、スマートフォンが何でも操作できる学習型リモコンになります。

部屋の中央に取り付ければ遮蔽物が無い限り5mぐらいは赤外線が飛びます。

LS Miniの欠点

購入当初はスマートスピーカーとの連携機能がショボショボでした。
例えば扇風機やサーキュレーターをエアコン扱いで登録すると、どれもサーモスタット扱いとなりAlexaはどれを指定しているのかわからなくなってしまいます。

また、リモコンとして登録すると今度は「デバイスが応答しない」としか反応が帰ってきません。

2018年10月現在はAmazon Echoのカスタムスキルに対応し、テレビのチャンネルを指定したり、音量を少しずつ調整することができるようになっています。

また、IFTTT(イフト)にも対応するようになり、Googleカレンダーと連携して自動操作ができるようになるなど、徐々に進化を見せています。

音声非対応デバイスを動かすには

LS Miniクイック
クイック
ルールを実行したい時にいつでも実行可能です。



LiveSmartアプリのクイックというルールを設定し、適当な名前をつけてリモコンのボタンを登録すると扇風機やサーキュレーターも声で応答できるようになります。

本体と同じ名前では識別できなくなってしまうので、クイックルールの名前はAmazon Echoが聞き取ることができて、他の言葉として反応しない名称にする必要があります。

クイックルール名の付け方のコツ

例えば、サーキュレーター電源ボタンをコザクラインコという名前に設定し「アレクサ、コザクラインコ、ON!」というとサーキュレーターを声で起動できるようになります。

電源OFFも同じく「アレクサ、コザクラインコ、ON!」と指定しなくてはいけないのが難点ではありますが・・・

また、呼ぶときの名称は凝った名前にするとAmazon Echoは聞き取ってくれませんでした。

コザクラインコはギリギリ聞き取ってくれるようになりましたがモモイロインコ
イゴール・ボブチャンチンなどマイナーな名称は補正が働かず聞き取ってくれません。

LS Miniの感想

2018年10月現在はカスタムスキルが追加になりました。
以下のような音声操作ができるそうです。
  • 「アレクサ、リブスマートを開いてエアコンを25℃にして」
  • 「アレクサ、リブスマートを開いてテレビを1チャンネルにして」
この「リブスマートを開いて」という言葉を挟まないとAmazon Echoからは「うまくいきませんでした」と期待を裏切る応答か、4チャンネルにしてって言ってるのに千葉テレビしか移してくれないなどの暴挙に出ることがあります。

4980円で購入できた点を考えると他社製品がおよそ倍ほどの価格で売られていますので、現状満足ではあります。

Switchbot Mini

Switchbotの小型スマートリモコンです。
スマートカーテンが安売りのときに2つも買ってしまいました。

スマートリモコンとしての性能

応答がLivesmartよりも早く、もう5年以上使っていますがサーバー落ちは稀にあるものの、そこそこの性能で便利に使用しています。

同社製品との連携

Switchbotカーテン

カーテンレールに差し込み自動でカーテンを開閉してくれる製品です。
カーテン用に4台も購入してしまいましたが、時間で自動的に締めてくれる機能はメチャクチャ便利です。
第1世代はカーテンが重いと空回りしてしまいますが、第3世代はパワフルになっています。

これを操作するにはSwitch botシリーズまとめて買ってしまったほうが安いと思います。
カーテンぐらい自分で閉めろと思いますが、夕方暗くなるまで締め忘れることがもうこれでありません。

テレ朝の林修先生の番組でも、質の良い睡眠を得るためには朝日を浴びることと紹介されていました。
朝日を定時に浴びて自然に目を覚ますことで、セロトニンが分泌されスッキリ起きることができるようです。
加えて、定時に光を浴びることが重要のようで、眠りの際に分泌されるメラトニンもセロトニンが作用してはじめて分泌されるようです。

Switchbotスイッチ

この製品はリモコンが対応していない家電のボタン位置に取り付け、スマートリモコンから無線でスイッチを押すことができるものです。
照明のスイッチやコーヒーメーカーなんかに使用する例がありますね。
スイッチを遠隔で押すためのアイテムです。外からでもボタン式の照明をつけたり、コーヒーメーカーをタイマーでセットしたりできますね。

Switch bot加湿器

スイッチボットは加湿器もだしています。
気化式なのでそこまでパワフルではないのと、意外と値段が張りセール時でも15000円ぐらいします。
また、湿らせたフィルターに風を当てる仕組みのため生乾き+カビでほっとくと悪臭発生装置になるのでめんどくさくても毎日水交換をして塩素を含んだお水にしておく必要があります。
温湿度計と連動で冬も乾燥が怖くない!
超音波式でなく気化式です。カルシウム分が空気中に散らないので壁紙が汚れたりしません。

温湿度・CO2計

温湿度計やCO2も測定できる液晶モニターも売られています。
CO2は濃度によって眠くなったり頭が痛くなったりします。
コロナ禍から換気が重要になってきていますし、どのぐらいの頻度で部屋を換気すべきか知るために、部屋のCO2濃度を調べてみるのも良いと思います。
これは温湿度のみ表示します。スマートリモコンとアプリと連携することで温度が20度を切ったらエアコンをつけるとか暖房をONにする、なんてことができます
温湿度に加えてCO2濃度も測定できます。呼気だけでも余裕で1000ppmを超えてしまうので、如何に換気が重要かが視覚としてわかります。

その他スマートリモコン

LS Miniは後発製品の位置づけですので、機能を絞った購入しやすい価格帯が魅力です。
最も高機能なのはNature Remoで湿度センサーも搭載されていたりと各種センサー類が充実しています。
単にリモコンの集約だけであればHomemate で十分です。

商品名Nature RemoNature Remo MiniLS MiniHomemate CT-10ラトックシステムRS-WFIREX3
価格¥14,000¥9,680¥6,980¥4,980¥6,900
センサー
温度×
湿度×××
照度××
人感××××
重量(g)65297110332
通信方式802.11 b/g/n802.11 b/g/n802.11 b/g/n802.11 b/g/n802.11 b/g/n
大きさW74,H74,D20W58,H58,D15.6W85,H85,D22W53,H53,D54W63.,H63,D24
アプリ日本語対応で使いやすい日本語対応で使いやすい日本語対応だが稚拙日本語対応だが機能は少ない機能豊富だが若干ごちゃごちゃしている。
スマートスピーカー連携
Amazon Echo
Google Home
IFTTT××
Amazon



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