アクアリウム:ピートモスは入れ過ぎに注意(超酸性化)


水槽にピートモスを入れて水質を酸性化する方法を試す記事が散見されます。
低コスト主義の私も園芸用品を使って真似してみます。
園芸用ピートモス
園芸用ピートモス

ピートモスとは

詳しいことはwikipediaを見てもらえれば分かるのでかいつまんで話すと、酸性物質を含んだ水分保持してくれる土壌改良材です。
アルカリ化してしまった土を酸性に戻す効果と水を蓄えてくれる効果に期待して土に混ぜて使います。

ピートモス園芸用品選択時の注意

園芸コーナーを見るとピートモス関連の商品がたくさんあります。
どれも数キロ、数十キロで数百円程度で売られており、アクアリウム用品とは雲泥の価格差があります。

しかし、アクアリウムに転用するのであれば「成分無調整」品であり「加熱消毒」しているものを選んでください。

パッケージにその旨が書いていないものは、成分を調整するための石灰が含まれていたり、雑菌が沸いている可能背があり、もしそれを水槽に使ったのなら希望の水質とは異なる結果を生んでしまいます。

ピートモスの効果

ピートモスは腐植酸を含み、その腐植酸がゆっくり溶出してpHを緩やかに落としてくれる効果があります。
45cm水槽に出汁用パックにたっぷり詰めて、それを2袋を投入してみます。



3日間経過

投入後、水も少し色づき始めたかなと思ったらpHが急変していたようで、比較的水質変動にも強いはずのヤマトヌマエビ大サイズまで死んだので、急遽3分の1水換えしてピートモスパックを取り出しました。

GHが若干上がり気味だったので、腐蝕酸でGHが下がるという記事を見かけたことがありますが、実際に測定してみたので硬度を下げる効果はなさそうです。

エビも去ることながら石巻貝のカラまで剥がれ落ちていたので、酸性物質のカルシウムを解く力は凄まじいようですね。

魚はピンピンしてましたが、我が家の水槽で初めて6近い数値を見たのでびっくりでした。
気をつけよ…

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