アクアリウム:設置済み底面フィルターの吐出パイプ再取り付け(リセット無し!)

我が家の水槽、今まで底面濾過の吐出パイプが底床のフィルター連結部分から外れたままずっと飼育していました。



いつも吐出パイプが傾いているなぁとは思っていたんですが、そのパイプをちょいとひっぱったら底床からスポン...

オーマイガッ!何の抵抗を感じることなく引き抜けてしまいました。

底面フィルターのジョイントが完全に外れていたのに気が付かなかったなんて…

これだと濾過性能はかなり下がっていたであろうかと考えられます。
しかし、パイプをつけ直すとなると6cmも積んである砂利を全部どかす。生体や水草もぜーんぶ退避。つまりリセット必要となってしまいます。

さすがに無理ですよ。
リセット作業は多分丸一日作業になることでしょう。
慣れている人ならなんてこたぁない。そうなんでしょうけど
私にとって、それはまるで、パソコン音痴のお父さんがリカバリー作業をするぐらいに
強烈にきつい作業であることが容易に想像できます。

というわけで、リセットなしで何とか吐出パイプを取り付ける方法がないものかと、いろいろ考えていました。

リセット無しでジョイント再取り付け

すると、あくる日。
ふと、よいアイディアが頭をよぎりました。

それは2014年元旦、1年の計と呼ばれる日です。
吐出パイプは直径2cmぐらい。ジョイントも直径3cm程度あればよい。

ならば直径5cm程度のパイプ状のもので、砂利を避けながら底面フィルターを露出させることができるのではないかと、そんなアイディアが不意にひらめきました。

というわけで、いても立ってもいられず元旦からまさかの底面濾過パイプ取り付け作戦敢行!!!
うぉぉ!燃えてきたぜ!!(しかし外は極寒)

ジョイント周りの砂利よけ

パイプになるものは、スプレー用のふたをうまくくり抜くことで高さも大きさもちょうどいいものになるんじゃないかと考えました。

専用工具がアクリルカッターぐらいしかなかったので、かなり苦労しながらもパイプ状になるように穴を開けました。

そして、きれいに洗って水槽に投入。
底面濾過フィルターのパイプを外して、さっき切り出したスプレーの蓋を底面フィルターのジョイント位置付近底床に押し込みます。

砂利をプロホースのホース部分を使って吸い出したり、アクリルパイプで直接吸引して砂利をよけたりと、まぁ書くも涙、聞くも涙のてんやわんやの作業となります。

アクリルパイプで水を吸い出す際に、底床の汚水を誤って飲み込んだりなど、重大汚染につながるような事故も若干ありと。。。
そして中腰が続き、腰からの悲鳴を聞きながらなんとかやりくりしているものの、途中で2〜3回砂利よけのスプレーふたが外れて、やり直し♪発狂寸前♪#%

狂気と冷静の狭間で気合と根性と執念でなんとか取り付け完了。

そして、こんな作業が3時間ぐらいかかってるんですよね…
まさかの元旦に初詣も行かずこんなことをやってるなんてね…


エアストーンの交換(ついで)

ところで、フィルターのエアストーンも交換しました。
水作の交換用エアストーンで何とかなりました。お値段198円。

底面フィルターのすばらしさはイニシャル・ランニングコストの安さ。
つまりはTCO(総保有費)の安さにあります。

そして、交換後のエア吐出量は素晴らしいです。
もともとついていた純正のエアストーンは、コケやらなんやらで詰まり気味になり吐出量も明らかに落ちていましたが、交換後は素晴らしい吐出量に戻りました。

コケのつき具合にも因りますが、半年に1度は交換しても良いのかもしれませんね。

しかし、砂利を敷いたままの底面フィルターパイプ取り付けは地獄のようなミッションでした。

NISSOのバイオフィルターも、きっと長い年月姿を変えていないんでしょうけど、
ジョイント部分は簡単に外れないように、一度はめ込んだら外れないとか、リリーススイッチ式にするとかもう一ひねりしてほしいかなぁと素人考えしました。

でも、底面フィルターはやっぱり玄人向けなんでしょうね。
維持や崩壊リスクもはらんでますし。

いやはや。
愛なくばアクアリウムの継続は無理。

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