それが硬度にあることに気づくのにおおよそ半年かかりました。
それでは実験結果を経緯を追って説明します。
硬度を下げる
硬度を下げるには、水槽内のカルシウムやマグネシウムを吸着して上げる必要があります。
吸着にはイオン交換樹脂がもっともよいのですが、これはかなりコストがかかりますので、安く済ませるのであれば、園芸用ゼオライトが一番です。
園芸用ゼオライトを100g程度出し、これを排水溝ネットに入れて、水槽内に入れます。
底面ろ過の排水パイプ付近に吊り下げて、循環するようにしました。結果、3日でGHが8から5まで下がりました。
その他水質はとしては
- pH:6.8
- KH:11
※PHの値はTetra 6 in 1による測定なので本当に正確な値かどうか不明です。
軟水化(硬度低下)による効果
GHが下がって目に見えてわかる変化は、1cm程度のかけらしかのこっていなかったマツモが急激に伸び始めました。でもパールグラスはある程度硬度がある方がいいそうで、
GHも4ぐらいはあってもいいと言うお話です。
そして、群生しているウィローモスもよーくみるとアオミドロ系の緑コケがわさわさと生えて絡まっています。
パールグラスも微妙な成長具合で、黒・緑系のコケがうっすら生えています。
吸着してもまだ硬度を上げる要因が水槽内にあるので、成長は芳しくありません。
その他水草の調子
ハイグロフィラポリスペルマ
育成容易種と言われているハイグロフィラ・ポリスペルマでさえ、少し成長が見えたかと思いきや、いまやエビに引き抜かれて姿がありません。原因は、KHとGHのバランスにあるようです。
この二つが低く、軟水状態にあってカリウムと窒素が根から吸える状態にある。
そして光の量もバランスがよければ初めて水草は育つようです。
水質バランスを整えるのは難しいものですね。
0 件のコメント :
コメントを投稿
メッセージをもらえると嬉しいです。