アクアリウム:チェリーバルブはカワコザラを食べてくれる

水槽の中でいつの間にやら増えてしまい、根絶が難しいとされるカワコザラガイ。
こいつらを倒すのを得意とする戦士(魚)のひとりにチェリーバルブがいます。

チェリーバルブはカワコザラガイを食べない?

真っ赤なチェリーバルブ
チェリーバルブは個体によってはカワコザラガイに興味がわかず、見向きもしない事があります。
この経験をした方はチェリーバルブはカワコザラガイを食べないと思ってしまいます。

というのも、カワコザラガイが水槽壁面に強力に張り付いている場合、チェリーバルブが吸い込んでも食べることができないので、そのうち餌だとみなさなくなってしまうためです。

若いうちに覚えさせるとよく食べる

カワコザラガイを食べない個体でも、例えば壁面のカワコザラガイを軽くつぶしておくと、吸い込んで食べようとします。
カラシン系も一緒に飼っているので、つぶしたカワコザラガイを食べようと突きますがチェリーバルブに比べ吸い込む力が弱いです。

チェリーバルブはコイ科で口の形状も真鯉のように下向きになっています。
底に沈んだ餌もついばむことから、底に沈んだ餌を見向きもしない(たまに見向きするやつらもいますが)カラシンと比べて吸い込む力が強いことがわかります。

なので、軽く潰しておいたカワコザラガイを見つけると吸い込んで食べてくれます。
そして、餌だということがわかると潰していないカワコザラガイまでついばむようなります。

カワコザラガイを食べる瞬間

始まって数秒後に赤いチェリーバルブが水槽壁面の白い点2つ(カワコザラガイをつぶしたもの)を食べてしまう動画を撮影しました。



血気盛んな若い魚はよく食べる

成魚で体も大きくなり、若い時のほうがより積極的にカワコザラガイをたべ、老化とともに吸い込む力が弱まると張り付いたカワコザラガイは食べなくなってしまいます。

コレばっかりはどうしようもないので、セール品で健康な個体をねらうか導入してから健康的に生き残っている個体を買って、育てながらカワコザラガイの味を覚えさせるとちゃんとたべてくれるようになります。

他にも優秀なカワコザラガイバスター達はいるようですが、エビまで食べるほど大きいものや他の魚を攻撃しかねないほどバイオレンスな輩もいるので、温和でそれほど大きくならないという意味でもチェリーバルブはおすすめです。

この真っ赤な体表も魅力の一つですよね。

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