アクアリウム:夏の水温上昇対策

日本の夏は30度超過が当たり前になってきています。
テトラなどのカラシン類は25℃より低い水温を好み、30℃を超すと魚の体力も奪われ、硝化細菌の活動も低下して水質が悪くなるため、何らかの水温上昇防止の策をとらねばなりません。

30℃超過で現れる症状

高温に強いのはカージナルテトラとブラックネオンで、ラミーノーズテトラやグローライトテトラは調子を崩してしまいます。
グローライトテトラの背中が白っぽくなる現象は暑さによるもので、30℃オーバーすると見られます。
30度を下回ると体力が残っている魚は元の透明な色に戻るので、早急な対策を施してください。

水槽用ファン

水槽用のファンをつけると不思議とマイナス3度迄は固定されるんですね。
気化熱による温度下降ってバカにできないです。

水槽冷却ファン

照明のリフトアップ

蛍光灯もかなりの発熱をしていますので、リフトアップして放熱できるようにしておく必要があります。

照明リフトアップ


とりあえず,このファンの風のおかげで30度は超過せず,なんとか27度ぐらいの水温で保っていられる毎日です。

2灯を1灯に変更

夏は1灯に変更し、ガラスぶたを取ってしまうようにしています。
暗くはなりますが、水草が枯れるほどではないので水温下降を優先します。

エアコンを付ける

部屋内が35度を超える場合、調子の良い個体しか残りません。
その場合はタイマーON・OFFを使って12~15時までエアコンを付けるようにします。

エアコンは最後の手段と考えています。

換水頻度を高くする

これは水温とは関係ないですが、温度が上がると雑菌類が繁殖しやすくなるためエロモナス系の病気にかかりやすくなります。

なるべく新しい水と交換して、雑菌類の繁殖を抑えるのが吉です。


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