VAPE:PGとVGの混合比率考察

今まで自作していたVAPEリキッドは全てVGで調合していました。
しかし巷に出回っているリキッドには必ずPGが入っていてしかも美味しい
理由はなぜだろうかとふと疑問に思い、今更ですけれどもPGの役割について考えてみました。
VGとPG


ベジタブルグリセリン(VG)だけのリキッド

粘度が高くて口当たりも甘く爆煙が楽しめるのがVG100%のメリットです。
ベジタブルグリセリン100%では爆煙を楽しむことができますが、実は香りのノリが悪くニコリキの満足感も薄いと聞きました。
さっそくプロピレングリコール(PG)も購入。

プロピレングリコール(PG)の役割

プロピレングリコールは物質を溶かす力が高く、溶媒や媒体としても優秀です。
このことからベジタブルグリセリンだけでは溶けないメントールクリスタルを溶かすのにも用いられます。
私はてっきり溶解率を溶かすためだけに使われているのかとばかりで、必要ないと思っていました。

PGの特徴

色々記事を読んでみると PG はVGに比べ香料がよく乗るという記載が有りました。
以前に購入したHiLIQのリキッド「バナナクリーム」と「チーズケーキ」も比率は VG 80% PG 20% でどちらも香りも強く、そして甘く感じました。
相当を香料を配合しているのかなと思っていましたが、もしかしたら PG のおかげだったのかもしれません。

吸いごたえがある

加えてPGが入っているとスロートキック、つまり吸いごたえがあるという話もあります。
理由は皮膚への吸収性が良いということだと思います。
理由は分子量が小さく極性が高い物質であることがだと考えています。

ニコリキを購入しているため十分に喉に刺激がありますので、これ以上の刺激を求めているわけではありませんが、香料のノリが良いという話から、もしかしたらスイートナーもPGを加えることによって、焦げずに気化され、甘みを強く感じるのかもしれないと思いました。

粘度を抑えられる

PGはVGと比べて粘度が低いので、コットンに染み込みやすく焦げが少なくなりました。
特に冬はVGだけで調合すると必要以上に粘度が高くなりますのでPGが使われる理由もうなずけました。

比率VG7:PG3でリキッド調合チャレンジ

リッチパウダーのPGを購入し、VG7:PG3の混合液でテイスティングしてみました。

スロートキック(吸いごたえ)

すぐに効果実感はできませんでした。
しかし、徐々にではありましたがVGオンリーと比べるとニコチンの満足度が高くなることがわかります。
こうなるとVGオンリーには戻れなくなります。

でも、VG比率が高いと煙の量が多くて楽しいんですよね。

香料のノリ(香りを強く感じるか)

香料の強さもそれほど・・・。
正直こればかりは違いがよくわかりません。

スイートナーの甘み

VGとの大差はありません。
むしろスイートナーを入れるとどうしても焦げます。
甘さも感じるわけではないですし、もうPGだけで甘くなるという考え自体が甘かったと思いました。

鼻水現象

VG100%で鼻からミストを出すと生じる鼻水がなくなりました。
煙の量が少なくなることからもわかりますね。

結論

PGオンリーよりはVGがあったほうがいいですし、VGオンリーよりもPGが加えられていたほうがよさそうです。
よって私のおすすめする比率としてはVG7:PG3,もしくはVG6:PG4ぐらいです。
これならば煙の量もそこそこ、口当たりも甘く、吸いごたえも感じられます。
そして粘度が低くなるのでワタが焦げにくいメリットもあります。

VG,PG混合リキッド

もう混ぜんの面倒!という方には最初からPG,VGの割合が決めて作られているものを買ってもいいかもしれません。
 


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